松陰神社| 世田谷の学問の神様

神社仏閣

松陰神社

松陰神社は吉田松陰を祀った神社です。
吉田松陰は、長州藩の毛利藩士の次男として生まれました。
吉田松陰が塾主を務めた松下村塾では、身分の上下や職業などは関係なく、それぞれの長所を伸ばすという教育を行いました。
松下村塾はわずか2年あまりしか開塾していませんでしたが、 伊藤博文、野村靖、山縣有朋などの明治維新を成し遂げた多くの若者を育てました。
明治維新の多くの人材を育てた教育者の吉田松陰は、安政の大獄により江戸で30歳の時に処刑されました。
1863年、弟子たちにより長州藩の下屋敷のあった若林の地に埋葬されました。
1882年(明治15年)にその墓所の隣に神社が建てられたのが松陰神社です。

世田谷線の松陰神社前駅から商店街を抜けると左手に松陰神社が見えてきます。

参道

鳥居から社殿までまっすぐに参道が続いています。

参道の途中に吉田松陰先生の像があります。

手水舎

社殿の手前の左に手水舎があります。
手水舎は社殿とともに昭和2年に門下生であった明治の元勲やそのほかの崇敬者たちによって造営されたものです。

御社殿

伊藤博文、山縣有朋などにより造営された社殿は現在の本殿の内陣になっていて、現在の社殿は昭和2-3年に建てられたものです。

境内には吉田松陰の門下生たちなどの縁故者によって奉納された32基の石灯篭があります。

なぜか大黒様が祭られています。
ほっとして心和む瞬間です。

松下村塾

松陰神社のなかには松下村塾の模築があります。

松下村塾は江戸時代の末期に山口県萩市に存在した私塾です。
萩市の松陰神社の境内には幕末当時の塾舎が現存しています。

吉田松陰墓所

吉田松陰墓所へは御社殿の手前の左側に参道が設けられています。

吉田松陰のお墓は、安政の大獄により刑死した方々や尊王攘夷の志士たちのお墓とともに祀られています。

アクセス

松陰神社へのアクセスは東急世田谷線の松陰神社前駅からが便利です。
2両編成のかわいらしい世田谷線は田園都市線の三軒茶屋駅、小田急線の豪徳寺駅、京王線の下高井戸駅から乗り換えることができます。
松陰神社前駅から徒歩3分くらいです。
いろいろおしゃれなカフェやレストランのある商店街を抜けると松陰神社が左手に見えてきます。
すぐ横にコインパーキングもあるので車もOKです。
すぐ横に若林公園もあります。

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