東京ジャーミイ
1917年(大正6年)にロシアで起こった革命から多くのイスラーム教徒がのがれるために海外に移住をしました。
そのなかのカザン州のトルコ人たちが日本に安住の地を求めて移住してきました。
1935年(昭和10年)に、渋谷区に土地を購入し礼拝堂を作りました。
現在の礼拝堂は1998年(平成10年)に工事を開始し、2000年(平成12年)に完成したものです。
東京ジャーミイ| カリグラフィー
東京ジャーミイではそこかしこに美しいカリグラフィーが施されています。
そのカリグラフィーはイスラームのメッセージが込められています。
1階の応接室の入り口ではデーツ(ナツメヤシ)とお茶をいただけます。
東京ジャーミイ| アラベスク
東京ジャーミイではカリグラフィーの美しさとともに、イスラム美術の一様式である幾何学的文様、アラベスクを多く見ることができます。
幾何学的文様が周期的に重なり合って描けれているアラベスクは引き込まれる魅力があります。
東京ジャーミイ| 礼拝堂
美しい礼拝堂はいくつものドームが重なり合って、内部に美しい空間をつくっています。
礼拝堂の中に入ると、まさにイスラームの世界が広がり、東京にいることを忘れてしまうほどです。
敬虔なイスラームの若者たちが礼拝堂で礼拝をしていることがあるので邪魔をしないように注意をしましょう。
彼らからは神聖な雰囲気が溢れています。
礼拝堂に入る時には女性は髪の毛を隠すためにストールかスカーフを被る必要があります。
礼拝堂の入り口で貸していただけるのですが、気になる方はストールかスカーフを持参するとよいと思います。
ハラールショップ| Halal Shop
東京ジャーミイのなかにはハラールショップがあります。
ハラールとはイスラム教において許可されているものという意味で、ムスリムが食べてよいものを扱っているお店が東京ジャーミイのなかにあります。
ハラールショップでは冷凍食品や肉類などが売られています。
なんとケーキまでありました。
ハラールショップにはデーツなどドライフルーツやナッツ類もいろいろな種類のものが売られています。
日本では珍しいも食べ物がたくさん売られています。
食べ物だけではなくお土産に最適な小物類も売られています。
国内でできるちょっとした外国旅行です。
アクセス
東京ジャーミイは小田急線、千代田線の代々木上原駅から徒歩5分。
小田急線の東北沢駅から代々木上原駅に向かう電車から東京ジャーミイの塔が見えます。
代々木上良駅から井の頭通りに出るとすぐにわかります。
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