洋館
旧岩崎邸庭園は岩崎彌太郎の長男の三菱3代目社長の岩崎久彌の本邸として建てられました。
当時の3分の1ほどの敷地面積に洋館・撞球室・和館が残っています。
洋館は鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルが設計したものです。
重厚な木造の建物や復元された金唐革紙の壁紙など見ごたえのある建物です。
春と秋にはミニコンサートが開かれるときがあります。
重厚な洋館でのミニコンサートは当時の上流階級が味わったであろう贅沢な時間を過ごせます。

和館
洋館から続く和館は完成した当時は550坪もの建坪があり洋館を凌ぐ大きさでした。
和館には金唐革紙でできたシオリなどのお土産ものが売られていたり、岩崎久彌が経営を引き継いた小岩井農場のスイーツが食べれるお茶室があります。

撞球室
撞球室は洋館とも和館とも雰囲気ががらっと変わった山小屋風で、建物の軒先には可愛らしいベンチが置かれています。


庭園
庭園には桜や多くの種類の木々が植えられています。
これで当時の3分の1の広さということですからいかに広大な敷地であったかがうかがえます。


アクセス
旧岩崎邸庭園は、
東京メトロ千代田線の湯島駅から徒歩3分。
東京メトロ銀座線の上野広小路駅から徒歩10分。
都営地下鉄大江戸線の上野御徒町駅から徒歩10分。
JR山手線、京浜東北線の御徒町駅から徒歩15分。
湯島天満宮や上野の不忍池からほど近いところにあるので少し足を延ばして散策してみてはいかがでしょう。
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