入り口は邸宅の門構え。
この先に立派な日本庭園が広がります。

門をくぐると銀杏並木が真っ直ぐに伸びています。
天気や季節で違う雰囲気を演出してくれそうです。
紅葉のシーズンは異なる趣なのでしょう。

銀杏並木を進むと右側に茶室と休憩所があります。
休憩所からの眺めは青々とした芝生に鬱蒼とした木々がとても良い雰囲気です。
住宅街の中の公園なのでとても静かで心が落ち着きます。

さらに奥に進むともみじ並木があります。
初夏は青々としたもみじの木々や葉が折り重なって繊細な緑のグラデーションが素敵です。
紅葉のシーズンはまた違った雰囲気になると思います。
紅葉の季節はライトアップされるそうです。
秋が楽しみです。

もみじ並木の横には池があります。
池の中には大きく立派な鯉がゆうゆうと泳いでいます。
先程の休憩所に鯉の餌が売っていたので子供連れのかたも楽しめるでしょう。
池の先には屋根のあるあずま屋があります。
今日はあいにくの雨だったのですが、そこの休憩所に座っていると、
紅葉や木々の間から落ちる細かい雨の音が心地よく心が落ち着く時間を過ごせました。
時々、大きな鯉が跳ねる大きな音に驚かされました。

銀杏やもみじの他にも欅や金木犀、桜など何種類もの木があり、
季節ごとに楽しめるのではないかと思います。
大田黒元雄という大正、昭和に活躍された音楽家です。
大田黒公園は8972㎡でそのうち 2680㎡大田黒家から寄贈されたものです。
杉並区が日本庭園として整備し昭和57年に開園したもので、
大田黒元雄が音楽活動で使われていた部屋が記念館として公開されています。

アクセス
JRと東京メトロ丸ノ内線の荻窪駅から徒歩10分くらい。
荻窪駅からすぐの明治天皇荻窪御小休所のあたりに案内の看板がでています。
住宅街のなかの公園なのでGoogle Mapで確認しながら行くと安心です。
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